題名: | 苦熱題恆寂師禪室 |
作者: | 白居易 |
人人避暑走如狂,獨有禪師不出房。可是禪房無熱到,但能心靜即身涼。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
世間の人びとは暑さをさけるというので狂人のように家を出てゆく。
恆寂禅師だけは禅房から出てゆかれない。
禅房だって暑熱がはいってゆかないことはない。
ただ心を静かにし得ると身も涼しいのだ。
人人(ひとびと) 暑(しょ)を避(さ)け走(はし)りて狂(きゃう)するがごとし ひとり禪師(ぜんし)の房(ばう)を出(い)でさるあり。 これ禪房(ぜんばう) 熱(ねっ)の到(いた)るなかるべけんや ただ能(よ)く心(こころ)静(しづか)なればすなはち身(み)も涼(すず)し。 人人 暑を避け走りて狂するがごとし ひとり禪師の房を出でさるあり。 これ禪房 熱の到るなかるべけんや ただ能く心静なればすなはち身も涼し。 |