題名: | 重傷小女子 |
作者: | 白居易 |
學人言語凭牀行,嫩似花房脆似瓊。纔知恩愛迎三歲,未辨東西過一生。汝異下殤應殺禮,吾非上聖詎忘情。傷心自歎鳩巢拙,長墮春雛養不成。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
他人のことばをまね寝台につかまって歩いた。
よわよわしいこと花のようだったし、もろいこと宝石のようだった。 やっと親の恩や人の情がわかって三つになったが
まだ東西がわからないで一生がおわりとなった。
おまえは下殤でないから葬式も簡単にしなけりゃならなかった。
しかしわたしは上聖でないのでどうして悲しみを忘れられよう。
悲しみ嘆息する、鳩とおなじく巣をつくるのが下手で
春のヒナ鳥を巣からおとして育てあげられなかったことを。
人(ひと)の言語(げんご)を學(まな)び牀(しゃう)に憑(よ)りて行(ゆ)く 嫩(どん)なること花房(くわばう)に似(に) 脆(もろ)きこと瓊(たま)に似(に)たり。 わづかに恩愛(おんない)を知(し)りて三歳(さんさい)を迎(むか)ふ いまだ東西(とうざい)を辯(わか)たずづ一生(いっしょう)を過(すご)す。 汝(なんぢ)は下殤(かしゃう)に異(こよな)りまさに禮(れい)を殺(そ)ぐべし われは上聖(じゃうせい)にあらずなんぞ情(じゃう)を忘(わす)れん。 心(こころ)を傷(いたま)しめてみづから歎(なげ)く鳩巢(きうさう)の拙(つたな)きを 長(なが)く春雛(しゅんすう)を堕(おと)して養(やしな)ひ成(な)らず。 人の言語を學び牀に憑りて行く 嫩なること花房に似 脆きこと瓊に似たり。 わづかに恩愛を知りて三歳を迎ふ いまだ東西を辯たずづ一生を過す。 汝は下殤に異りまさに禮を殺ぐべし われは上聖にあらずなんぞ情を忘れん。 心を傷しめてみづから歎く鳩巢の拙きを 長く春雛を堕して養ひ成らず。 他人のことばをまね寝台につかまって歩いた。よわよわしいこと花のようだったし、もろいこと宝石のようだった。やっと親の恩や人の情がわかって三つになったが まだ東西がわからないで一生がおわりとなった。おまえはで殤でないから葬式も簡単にしなけりゃならなかった。しかしわたしは上聖でないのでどうして悲しみを忘れられよう。悲しみ嘆息する、鳩とおなじく巣をつくるのが下手で 春のヒナ鳥を巣からおとして育てあげられなかったことを。 人(ひと)の言語(げんご)を學(まな)び牀(しゃう)に憑(よ)りて行(い)く 嫩(どん)なること花房(くわばう)に似 脆(にもろ)きこと瓊(たま)に似(に)たり。わづかに恩愛(おんない)を知(し)りて三歳(さんさい)を迎(むか)ふ いまだ東西(とうざい)を辯(わか)たず一生(いっしゃう)を過(すご)す。汝(なんぢ)は下殤(かしやう)に異(ことな)りまさに禮(れい)を殺(そ)ぐべし われは上聖(じゃうせい)にあらずなんぞ情(じゃう)を忘(わす)れん。心(こころ)を傷(いたま)しめてみづから歎(なげ)く鳩剿(きうさう)の拙(つたな)きを 長(なが)く春雛(しゅんすう)を堕(おと)して養(やしな)ひ成(な)らず。 人の言語を學び牀に憑りて行く 嫩なること花房に似 脆きこと瓊に似たり。わづかに恩愛を知りて三歳を迎ふ いまだ東西を辯たず一生を過す。汝は下殤に異りまさに禮を殺ぐべし われは上聖にあらずなんぞ情を忘れん。心を傷しめてみづから歎く鳩剿の拙きを 長く春雛を堕して養ひ成らず。 |