題名: | 晚秋閑居 |
作者: | 白居易 |
地僻門深少送迎,披衣閑坐養幽情。秋庭不埽攜藤杖,閑蹋梧桐黃葉行。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
地(ち)は僻(かたよ)り 門(もん)は深(ふか)くして 送迎少(そうげいまれ)なり
衣(ころも)を披(き)て閑坐(かんざ)し 幽情(ゆうじょう)を養(やしな)う
秋庭掃(しゅうていはら)わず 藤杖(とうじょう)を携(たずさ)え
閉(かん)に梧桐(ごとう)の黄葉(こうよう)を蹋(ふ)みて行(ゆ)く
地は僻り 門は深くして 送迎少なり 衣を披て閑坐し 幽情を養う 秋庭掃わず 藤杖を携え 閉に梧桐の黄葉を蹋みて行く 住居を辺鄙な場所に構え、そのうえ門も道路から深く入りこんでいるので、訪れる客もまれである。上着をきて、静かにすわり、閑雅な心にひたる。さて、人も来ないので秋の庭を掃らうこともせず、藤の杖をついて、ゆっくりと梧桐の落葉を踏みながら、散歩するのである。 |