唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 自江州至忠州
作者: 白居易
前在潯陽日,已歎賓朋寡。忽忽抱憂懷,出門無處寫。今來轉深僻,窮峽巔山下。五月斷行舟,灩堆正如馬。巴人類猨狖,矍鑠滿山野。敢望見交親,喜逢似人者。
英譯: Before this, when I was stationed at Hsün-yang, Already I regretted the fewness of friends and guests Suddenly, suddenly,-bearing a stricken heart I left the gates, with nothing to comfort me. Henceforward,-relegated to deep seclusion In a bottomless gorge, flanked by precipitous mountains, Five months on end the passage of boats is stopped By the piled billows that toss and leap like colts. The inhabitants of Pa resemble wild apes; Fierce and lusty, they fill the mountains and prairies. Among such as these I cannot hope for friends And am pleased with anyone who is even remotely human!
Before this, when I was stationed at Hsün-yang, Already I regretted the fewness of friends and guests. Suddenly, suddenly,—bearing a stricken heart I left the gates, with nothing to comfort me. Henceforward,—relegated to deep seclusion In a bottomless gorge, flanked by precipitous mountains, Five months on end the passage of boats is stopped By the piled billows that toss and leap like colts. The inhabitants of Pa resemble wild apes; Fierce and lusty, they fill the mountains and prairies. Among such as these I cannot hope for friends And am pleased with anyone who is even remotely human!
日譯: 前(さき)に潯陽(じんよう)に在(あ)りし日(ひ) 已(すで)に賓朋(ひんぼう)の寡(しくな)きを歎(なげ)く 忽忽(こつこつ)として憂懐(ゆうかい)を抱(いだ)き 門(もん)を出(い)づるも写(もぞ)く処無(ところな)し 今来(いまさ)たるや転(うた)た深僻(しんべき) 窮峡巔山(きゅうきょう)の下(もと) 五月(ごがつ) 行舟(こうしゅう)を断(た)ち 灩堆正(えんたいまさ)に馬(うま)の如(ごと)し 巴人(はじん)は猿狖(えんゆう)に類(るい)す 矍鑠(かくしゃく)として山野(さんや)に満(み)つ 豈(あえ)て交親(こうしん)を見(み)んことを望(のぞ)まんや 人(ひと)に似(に)たる者(もの)に逢(あ)うを喜(よろこ)ぶ
前に潯陽に在りし日 已に賓朋の寡きを歎く 忽忽として憂懐を抱き 門を出づるも写く処無し 今来たるや転た深僻 窮峡巔山の下 五月 行舟を断ち 灩堆正に馬の如し 巴人は猿狖に類す 矍鑠として山野に満つ 豈て交親を見んことを望まんや 人に似たる者に逢うを喜ぶ
前に江州にいたころも、友だちの少ないのを敷いたものだ。うつうつと憂いを抱いていて、門を出てもこれを除く場所もなかった。今度来た忠州はいっそうの田舎で、峡谷の奥、山の下だった。五月になると舟も来なくなる。灩澦堆という難所の岩は馬のように立ちはだかる。そのうえこの三巴(蜀)の人間は猿そっくりで、元気で山野にいっぱいいる。友だちに会おうなどと望まない、人間らしいのに会えればうれしいのだ。
まえに江州にいたころも、友だちのすくないのにこまった。 うれいを抱いていても、門の外でこれをのぞく場所もなかった。 こんどやって来た忠州はいっそうのいなかで、峡谷の中で山の下だ。 五月になると舟も来なくなる、灔澦堆という難所の岩が出るのだ。 そのうえここ三巴の人間はさるそっくりで、元気で山野にいっぱいいる。 友だちに会えるなど思わない、人間らしいのにさえ逢えればよろこぶありさまだ。
前(さき)に潯陽(じんよう)にあり日(ひ)、 すでに賓朋(ひんぼう)の寡(すくな)を歎(なげ)く。 忽忽(こつこつ)として憂懐(いうくわい)を抱(いだ)き、 門(もん)を出(い)づるも寫(のぞ)く處(ところ)なし。 今来(いまきた)たるやうたた深僻(しんべき)、 窮峡(きゅうけふ) 巔山(てんざん)の下(もと) 五月(ごぐわつ) 行舟(こうしう)を断(た)ち、 灩堆(えんたい)まさに馬(うま)のごとし 巴人(はじん)は猿狖(えんいう)に類(るい)す 矍鑠(かくしゃく)として山野(さんや)に満(み)つ。 あえて交親(かうしん)を見(み)んことを望(のぞ)まんや、 人(ひと)に似(に)たる者(もの)に逢(あ)ふを喜(よろこ)ぶ
前に潯陽にあり日、 すでに賓朋の寡を歎く。 忽忽として憂懐を抱き、 門を出づるも寫く處なし。 今来たるやうたた深僻、 窮峡 巔山の下 五月 行舟を断ち、 灩堆まさに馬のごとし 巴人は猿狖に類す 矍鑠として山野に満つ。 あえて交親を見んことを望まんや、 人に似たる者に逢ふを喜ぶ

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系