唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 夢與李七庾三十三同訪元九
作者: 白居易
夜夢歸長安,見我故親友。損之在我左,順之在我右。云是二月天,春風出攜手。同過靖安里,下馬尋元九。元九正獨坐,見我笑開口。還指西院花,仍開北亭酒。如言各有故,似惜歡難久。神合俄頃間,神離欠伸後。覺來疑在側,求索無所有。殘燈影閃牆,斜月光穿牖。天明西北望,萬里君知否。老去無見期,踟躕搔白首。
英譯: At night I dreamt I was back in Ch'ang-an; I saw again the faces of old friends. 0 0 And in my dreams, under an April sky, They led me by the hand to wander in the spring winds. Together we came to the village of Peace and Quiet; We stopped our horses at the gate of Yüan Chēn. Yüan Chēn was sitting all alone; When he saw me coming, a smile came to his face. He pointed back at the flowers in the westem court; Then opened wine in the northern summer-house. He seemed to be saying that neither of us had changed; He seemed to be regretting that joy will not stay; That our souls had met only for a little while, To part again with hardly time for greeting. I woke up and thought him still at my side; I put out my hand; there was nothing there at all. 0 0 0 0 0 0
日譯: 夜、長安に帰り、昔なじみの友と会う夢をみた。損之$李宗閔$はわたしの左にいて、順之$庾敬休$はわたしの右にいる。 ちょうど二月の時節、春風のなかに手に手を執って繰りだそうという。そろって靖安里に立ち寄り、馬を下りて元九$元稹$を訪れた。 元九はちょうど一人坐していたが、わたしを見ると明るく笑い迎えてくれた。 西院の花を指さすかと思えば、北亭で酒宴を開いてくれた。 それぞれ積もる話をしたようでもあり、喜びが尽きるのを惜しむようでもあった。 つかの間、魂は一堂に会したけれど、あくびの後は魂は離ればなれ。 夢から覚めてもそばにいるような気がするのに、捜しても誰もいはしない。 消えかかった灯りの火影が垣根にゆらめき、傾いた月の光が窓から射し込む。 夜明けに西北の方角を眺めてみたが、万里を隔てた君たちに通じたかどうか。 老いゆく身に再会の機会はない。白髪の頭をかきむしりながらたちもとおる。
夜(よる)に夢(ゆめ)む 長安(ちょうあん)に帰(かえ)り 我(わ)が故(ふる)き親友(しんゆう)に見(まみ)ゆるを 損之(そんし)は我(わ)が左(ひだり)に在(あ)り 順之(じゅんし)は我(わ)が右(みぎ)に在(あ)り 云(い)う是(こ)れ二月(にがつ)の天(てん) 春風(しゅんぷう) 出(い)でて手(て)を携(たずさ)えんと 同(とも)に靖安里(せいあんり)に過(よ)ぎり 馬(うま)を下(お)りて元九(げんきゅう)を尋(たず)ぬ 元九(げんきゅう)は正(まさ)に独坐(どくさ)し 我(われ)を見(み)て笑(わら)いて口(くち)を開(ひら)く 還(ま)た西院(せいいん)の花(はな)を指(さ)し 仍(な)お北亭(ほくてい)の酒(さけ)を開(ひら)く 各(おの)おの故(こ)有(あ)りと言(い)うが如(ごと)く 歓(よろこ)びの久(ひさ)しくし難(がた)きを借(お)しむに似(に)たり 神(しん)は合(がっ)す 俄頃(がけい)の間(かん) 神(しん)は離(はな)る 欠側(けっしん)の後(のち) 覚(さ)め来(き)たりて側(かたわら)に在(あ)るかと疑(うたが)い 求(もと)め索(もと)むるも有(あ)る所(ところ)無(な)し 残灯(ざんとり) 影(かげ)は牆(かき)に閃(ひらめ)き 斜月(しゃげつ) 光(ひかり)は牖(まど)を穿(うが)つ 天明(てんめい) 西北(せいほく)を望(のぞ)む 万里(ばんり) 君(きみ)知(し) るや否(いな)や 老(お)い去(さ)りて見(まみ)ゆる期(き)無(な)し 踟躕(ちちゅ)して白首(はくしゅ)を搔(か)く
夜に夢む 長安に帰り 我が故き親友に見ゆるを 損之は我が左に在り 順之は我が右に在り 云う是れ二月の天 春風 出でて手を携えんと 同に靖安里に過ぎり 馬を下りて元九を尋ぬ 元九は正に独坐し 我を見て笑いて口を開く 還た西院の花を指し 仍お北亭の酒を開く 各おの故有りと言うが如く 歓びの久しくし難きを借しむに似たり 神は合す 俄頃の間 神は離る 欠側の後 覚め来たりて側に在るかと疑い 求め索むるも有る所無し 残灯 影は牆に閃き 斜月 光は牖を穿つ 天明 西北を望む 万里 君知るや否や 老い去りて見ゆる期無し 踟躕して白首を搔く

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系