題名: | 夜雪 |
作者: | 白居易 |
已訝衾枕冷,復見窗戶明。夜深知雪重,時聞折竹聲。 | |
英譯: |
I wondered why the covers felt so cold,
and then I saw how bright my window was.
Night far gonㄍ, I know the snow must be deep ㅡ
from time to time I hear the bamboos cracking.
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日譯: |
枕元が寒々するのを怪しんでいたら、窓にも明かりが射してきた。
夜は深まり、雪は重く積もったと見える。時折り聞こえる竹の裂ける音。
己(すで)に衾枕(きんしん)の冷(つめ)たきを訝(いぶか)り 復(ま)た窓戸(そうこ)の明(あか)るきを見(み)る 夜深(よるふか)くして雪(ゆき)の重(おも)きを知(し)る 時(とき)に聞(き)く 竹(たけ)を折(お)る声(こえ) 己に衾枕の冷たきを訝り 復た窓戸の明るきを見る 夜深くして雪の重きを知る 時に聞く 竹を折る声 已(すで)に衾枕(きんちん)の冷(ひ)ややかなるを訝(いぶか)り 復(ま)た窓戸(そうこ)の明(あき)らかなるを見(み)る 夜深(よるふか)くして雪(ゆき)の重(おも)きを知(し)る 時(とき)に聞(き)く 折竹(せつちく)の声(こえ) 已に衾枕の冷ややかなるを訝り 復た窓戸の明らかなるを見る 夜深くして雪の重きを知る 時に聞く 折竹の声 夜具がいやに冷たいので、どうしたことかと思ってふと頭を挙げると、窓や戸口が明るくなっている。真夜中に、雪が降り積もっているのだ。 ときどき、竹の折れる音が聞こえてくる。 |