唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 曲江早秋
作者: 白居易
秋波紅蓼水,夕照青蕪岸。獨信馬蹄行,曲江池四畔。早涼晴後至,殘暑暝來散。方喜炎燠銷,復嗟時節換。我年三十六,冉冉昏復旦。人壽七十稀,七十新過半。且當對酒笑,勿起臨風歎。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 秋で赤いタデの咲く池のみぎわにさざ波が立ち、青い草の岸は夕日が照らしている。わたしはただひとり馬の歩みにまかせて、曲江のまわりを行った。晴れたあとすずしくなり、夕方になると残暑はまったくなくなった。暑さの去るのはうれしいが、時節のかわるのはかなしい。わたしも三十六歳になったが、この三十六歳の一日が暮れまた明けてゆく。人間の寿命は七十歳が稀れだというのに、その七十がもう半分以上になったのだ。まあ酒を飲んで笑っていよう。秋風に対してなげくのはよそう。
秋波(しうは) 紅蓼(こうれう)の水(みづ)、夕照(せきせう) 青蕪(せいぶ)の岸(きし)。ひとり馬蹄(ばてい)に信(まか)せて行(ゆ)く、曲江池(きょくかうも)の四畔(しはん)。早涼(さうりゃう) 晴(は)れてのち至(いた)り、殘暑(ざんしょ) 暝(く)れ來(きた)って散(さん)ず。まさに喜(よろこ)ぶ炎燠(えんいく)の銷(き)ゆるを、また嗟(ばげ)く時節(じせつ)の換(かは)るを。わが年(ねん)三十六(さんじふろく)、冉冉(ぜんぜん)として昏(く)れてまた旦(あ)く。人壽(じんじゅ) 七十稀(しちじふまれ)なり、七十(しちじゅ) 新(あらた)に半(なかば)を過(す)ぐ。しばらくまさに酒(さけ)に對(たい)して笑(わら)ふべし、臨風(りんぶう)の歎(たん)を起(おこ)すなかれ。
秋波 紅蓼の水、夕照 青蕪の岸。ひとり馬蹄に信せて行く、曲江池の四畔。早涼,晴れてのち至り、殘暑 膜れ來って散ず。まさに喜ぶ炎燠の銷ゆるを、また嗟く時節の換るを。わが年三十六、冉冉として昏れてまた旦く。人壽 七十稀なり、七十 新に半を過ぐ。しばらくまさに酒に對して笑ふべし、臨風の歎を起すなかれ。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系