題名: | 詠懷 |
作者: | 白居易 |
盡日松下坐,有時池畔行。行立與坐臥,中懷澹無營。不覺流年過,亦任白髮生。不爲世所薄,安得遂閑情。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
日がな一日、松の木の根かたにすわり、時には池のほとりまで足を運ぶ。立って歩くときも、坐ったり長まったりするときも、胸の中は淡々(あわあわ)しくて動く思いがない。歳月の流れはいつのまにか時をむかしのものとし、わたしの白髪(しらが)()は遠慮なしにふえてゆく。 世間から疎(ろと)んぜられるくらいでなければ どうものどかな境地には達しられないものらしい。
日がな一日、松の木の根かたにすわり、時には池のほとりまで足を運ぶ。立って歩くときも、坐ったり長まったりするときも、胸の中は淡々しくて動く思いがない。歳月の流れはいつのまにか時をむかしのものとし、わたしの白髪は遠慮なしにふえてゆく。 世間から疎んぜられるくらいでなければ どうものどかな境地には達しられないものらしい。 |