唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 酬張十八訪宿見贈
作者: 白居易
昔我爲近臣,君常稀到門。今我官職冷,君君來往頻。我受狷介性,立爲頑拙身。平生雖寡合,合即無緇磷。況君秉高義,富貴視如雲。五侯三相家,眼冷不見君。問其所與游,獨言韓舍人。其次即及我,我媿非其倫。胡爲謬相愛,歲晚逾勤勤。落然頹檐下,一話夜達晨。牀單食味薄,亦不嫌我貧。日高上馬去,相顧猶逡巡。長安久無雨,日赤風昏昏。憐君將病眼,爲我犯埃塵。遠從延康里,來訪曲江濱。所重君子道,不獨媿相親。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: むかしわたしが天子の近臣だった時は、君の訪問はまれだった。 いまわたしが閑職につくと、君だけがたびたび来てくれる。 わたしは生まれつき狷介の性質で、世わたりもへたで頑固である。 そのため他人とあわないが、一旦あえばごまかしはない。 まして君は高く正しい道をふみ、富貴なぞ浮雲のように思っているのだ。 公侯宰相などは、君を冷眼視している。 君のつきあう人をたずねると、韓舎人だけだという。 その次はといえばわたしだと、わたしは仲間にしてもらうのも恥ずかしいのに。 どういうまちがいで愛されるのか、年とるとますますしたしくしてくれる。 こわれかけたあばら家で、夜どおし話しあって朝になる。 寢床はそまつで食いものはまずいが、わたしの貧をきらわない。 日が高くのぼってから馬に乗って去るが、ふりかえりふりかえりしてゆく。 このごろ長安ではひさしく雨が降らず、日がかんかん照り風が砂塵をまきあげる。 気の毒にも君は眼病なのに、この砂塵をおかして来てくれる。 はるばる延康里から、曲酒の岸まで来てくれる。 わたしは君の君子の道を重んじている、親しくしてくれてかたじけないというのではすませない。
むかしわれ近臣(きんしん)たり、 君(きみ)つねに稀(まれ)に門(かど)に到(いた)る。 いまわれ官職(くわんしょく) 冷(ひややか)なり、 ただ君(きみ)が來往(らいわう) 頻(しきり)なり。 われ狷介(けんかい)の性(せい)を受(う)け、 立(た)ちて頑拙(ぐわんせつ)の身(み)となる。 平生(へいせい) 合(あ)ふこと寡(すくな)しといへども、 合(あ)へば即(すなは)ち緇磷(しりん)なし。 いはんや君(きみ) 高義(こうぎ)を秉(と)り、 富貴(ふうき) 観(み)ること雲(くも)の如(ごと)きをや。 五侯三相(ごこうさんしゃう)の家(いへ)、 眼(め)冷(ひやや)がにして君(きみ)を見(み)ず。 そのともに游(あそ)ぶ所(ところ)を問(と)へば、 ひとり言(い)ふ韓舎人(かんしゃじん)と。 その次(つぎ)は即(すなは)ち我(われ)に及(およ)ぶ、 われその倫(りん)にあらざるを愧(は)づ。 なんすれぞ謬(あやま)りて相愛(あひあい)する、 歲晩(としく)れていよいよ勤勤(きんきん)たり。 落然(らくぜん)たる頹簷(たいえん)の下(もと)、 一話(いちわ)して夜(よる)より晨(あした)に達(たっ)す。 床單(しゃうたん)にして食味(しょくみ)薄(うす)きも、 またわが貧(ひん)を嫌(きら)はず。 日高(ふた)けて馬(うま)に上(のぼ)りて去(さ)るに、 相(あひ)顧(かへり)みてなほ逡巡(しゅんじゅん)ず。 長安(ちゃうあん)ひさしく雨(あめ)なく、 日(ひ)赤(あか)くして風昏昏(かぜこんこん)たり。 憐(あはれ)む君(きみ)が病眼(びゃうがん)をもって、 わがために埃塵(あいづん)を犯(をか)すを。 遠(とほ)く延康(えんかう)の里(さと)より、 來(きた)りて曲江(きょくかう)の濱(ひん)を訪(と)ふ。 重(おも)んずる所(ところ)は君子(くんし)の道(みち)、 ひとり相親(あひした)しむを愧(は)づるのみならず。
むかしわれ近臣たり、 君つねに稀に門に到る。 いまわれ官職 冷なり、 ただ君が來往 頻なり。 われ狷介の性を受け、 立ちて頑拙の身となる。 平生 合ふこと寡しといへども、 合へば即ち緇磷なし。 いはんや君 高義を秉り、 富貴 観ること雲の如きをや。 五侯三相の家、 眼冷がにして君を見ず。 そのともに游ぶ所を問へば、 ひとり言ふ韓舎人と。 その次は即ち我に及ぶ、 われその倫にあらざるを愧づ。 なんすれぞ謬りて相愛する、 歲晩れていよいよ勤勤たり。 落然たる頹簷の下、 一話して夜より晨に達す。 床單にして食味薄きも、 またわが貧を嫌はず。 日高けて馬に上りて去るに、 相顧みてなほ逡巡ず。 長安ひさしく雨なく、 日赤くして風昏昏たり。 憐む君が病眼をもって、 わがために埃塵を犯すを。 遠く延康の里より、 來りて曲江の濱を訪ふ。 重んずる所は君子の道、 ひとり相親しむを愧づるのみならず。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系