唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 病假中南亭閑望
作者: 白居易
欹沈不視事,兩日門掩關。始知吏役身,不病不得閑。閑意不在遠,小亭方丈間。西檐竹梢上,坐見太白山。遙媿峰上雲,對此塵中顏。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 病床について仕事をしないで、二日間は門にかんぬきをかけていた。そこではじめて役人は労働者で、病気しなければひまになれないとわかった。ひまな気持ちは遠くへ行くにおよばない、このが丈の小亭にいればよい。西の軒ばの竹のこずえの上には、席を動かないで太段山が見える。峯の上には雲がかかり、この俗世の塵によごれた顔を見ているかとはずかしい。
枕(まくら)に欹(よ)りて事(こと)を視(み)ず、兩日(りゃうじつ)門(もん) 關(くわん)を掩(おほ)ふ。始(はじ)めて知(し)る吏(り)は身(み)を役(えき)し、病(や)まずんば閑(かん)を得(え)さるを。閑意(かんい) 遠(とほ)きにあらず、小亭(せうてい) 方丈(はうぢゃう)の間(あひだ)。西簷(せいえん) 竹梢(ちくせう)の上(うえ)、坐(ざ)して見(み)る太白山(たいはくさん)。はるかに愧(は)つ峯上(はうじゃう)の雲(くも)、この塵中(ぢんちゅう)の顔(かほ)に對(むか)ふを。
枕に欹りて事を視ず、兩日門 關を掩ふ。始めて知る吏は身を役し、病まずんば閑を得さるを。閑意 遠きにあらず、小亭 方丈の間。西簷 竹梢の上、坐して見る太白山。はるかに愧つ峯上の雲、この塵中の顔に對ふを。
枕に頭を凭(もた)たせかけて仕事のことは考えない。二日ばかり門の戸差(さ)してやすんでいる。役人とはからだを使うものだと今度しみじみ感じた。 病気にならないと閑(ひま)が得られないのだから。南の庭のわが小部屋は方(ほう)一丈の四阿(あずまや)づくり、 のどかな気分はそんな近いところにかくされていた。その西向きの軒のほとり、竹の細枝(ほそえだ)がぴんと張った更に上に ひだひだ 太白山が濃い青の襞々(ひだひだ)をきざんで眺められる。遠い峰の上にふわり浮んだ雲が(語るも面映(おもは)ゆいが) 世の塵にまみれたわたしの顔をのぞいている。
枕に頭を凭たせかけて仕事のことは考えない。二日ばかり門の戸差してやすんでいる。役人とはからだを使うものだと今度しみじみ感じた。 病気にならないと閑が得られないのだから。南の庭のわが小部屋は方一丈の四阿づくり、 のどかな気分はそんな近いところにかくされていた。その西向きの軒のほとり、竹の細枝がぴんと張った更に上に ひだひだ 太白山が濃い青の壁々をきざんで眺められる。遠い峰の上にふわり浮んだ雲が(語るも面映ゆいが) 世の塵にまみれたわたしの顔をのぞいている。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系