唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 沒蕃故人
作者: 張籍
前年伐月支,城上沒全師。蕃漢斷消息,死生長別離。無人收廢帳,歸馬識殘旗。欲祭疑君在,天涯哭此時。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 先年(ぜんねん)に月氏国(げっしこく)実(じつ)は吐蕃(とばん)の地(ち)を守備(しゅび)して、その城壁(じょうへき)のあたりに全軍(ぜんぐん)が大敗(たいはい)した。それ以来(いらい)西域(せいいき)と中国(ちゅうごく)との音信(いんしん)途絶(とだ)えしてしまい、死者(ししゃ)である君(きみ)と、生(い)き残(のこ)った者(もの)であるわたしと、わかれわかれになってから、長(なが)い月日(げつひ)が流(なが)れた。 かつての戦場(せんじょう)では、こ破(やぶ)れた陣営(じんえい)のテントを取(と)りかたづける人(ひと)の姿(すがた)もなく、もとの陣営(じんえい)に帰(かえ)って来(き)た主(しゅ)なき馬(うま)は、破(やぶ)れた軍旗(ぐんき)を見知(みし)っていて近(ちか)づいている。 君(きみ)の霊(れい)に供(そなえ)え物(もの)をして祭(まつ)ろうとすると、君(きみ)の姿(すがた)が目(め)の前(まえ)にあるように思(おも)えてきて、わたしははるかな空(そら)のはての西域(せいいき)に向(む)かって、この時(とき)にこそ、痛哭(つうこく)の声(こえ)をあげるのである。
先年に月氏国実は吐蕃の地を守備して、その城壁のあたりに全軍が大敗した。それ以来西域と中国との音信途絶えしてしまい、死者である君と、生き残った者であるわたしと、わかれわかれになってから、長い月日が流れた。 かつての戦場では、こ破れた陣営のテントを取りかたづける人の姿もなく、もとの陣営に帰って来た主なき馬は、破れた軍旗を見知っていて近づいている。 君の霊に供え物をして祭ろうとすると、君の姿が目の前にあるように思えてきて、わたしははるかな空のはての西域に向かって、この時にこそ、痛哭の声をあげるのである。
前年(ぜんねん) 月支(げっし)を戍(まも)り、城下(じょうか)に全師(ぜんし)没(ぼつ) 蕃漢(ばんかん) 消息(しょうそく)断(た)え、死生(しせい) 別離(べつり)長(なが)し 人(ひと)の廃張(はいちょう)を収(おさ)むる無(な)く、帰馬(きば) 残旗(ざんき)を識(し)る 祭(まつ)らんと欲(ほっ)して 君(きみ)の在(あ)るかと疑(うたが)い、天涯(てんがい) 此(こ)の時(とき) 哭(こく)す
前年 月支を戍り、城下に全師没 蕃漢 消息断え、死生 別離長し 人の廃張を収むる無く、帰馬 残旗を識る 祭らんと欲して 君の在るかと疑い、天涯  此の時 哭す
前の年 君は月支の戍りにつき 城下に戦って全軍覆滅した 以来蕃地と中国とは杜絶して 消息を知る由もなく 永い死生の別れとなった 投げすてられた営帳を収める人もなく 破れはてた軍旗を見識って馬は帰る 君が魂を祭ろうとして なお生きているかと疑い とおく天のはてを望んで いまここに君を痛哭する
前年 月支(げっし)を戍(まも)り 城下 全師(ぜんし)没(ぼつ)す 蕃漢(ばんかん) 消息(しょうそく)断(た)ち 死生(しせい) 長く別離す 人(ひと)の廃張(はいちょう)を収(おさ)むる無く 帰馬(きば) 残旗(ざんき)を識(し)る 祭らんと欲(ほっ)して君在(あ)るかと疑い 天涯(てんがい)此(こ)の時(とき)哭(こく)す
前年 月支を戍り 城下 全師没す 蕃漢 消息断ち 死生 長く別離す 人の廃張を収むる無く 帰馬 残旗を識る 祭らんと欲して君在るかと疑い 天涯此の時哭す

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系