題名: | 列女操 |
作者: | 孟郊 |
梧桐相待老,鴛鴦會雙死。貞女貴狥夫,捨生亦如此。波瀾誓不起,妾心井中水。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
あおぎりの木(き)は、二本(にほん)同時(どうじ)に枯(か)れ、雌雄(しゆう)のおしどりは、必(かなら)ず一緒(いっしょ)に死(し)ぬという。
貞節(ていせつ)な妻(つま)は、夫(おっと)の死(し)に殉(じゅん)ずることを重(おもん)んじ、生命(せいめい)を捨(す)てることもまた、ともに枯(か)れ、ともに死(し)ぬという、あおぎりやおしどりと同(おな)じようにするのである。だから、夫婦間(ふうふかん)の波風(なみかぜ)など、けっして起(お)こすことはなく、わたしの心(こころ)は、古井戸(ふるいど)の水(みず)のよう」に澄(す)んで静(しず)まりかえっているのだ。
あおぎりの木は、二本同時に枯れ、雌雄のおしどりは、必ず一緒に死ぬという。 貞節な妻は、夫の死に殉ずることを重んじ、生命を捨てることもまた、ともに枯れ、ともに死ぬという、あおぎりやおしどりと同じようにするのである。だから、夫婦間の波風など、けっして起こすことはなく、わたしの心は、古井戸の水のよう」に澄んで静まりかえっているのだ。 梧桐(ごどう)は相待(あいま)ちて老(お)い、鴛鴦(えんおう)は会(かなら)ず双(なら)びて死(し)す 貞婦(ていふ)は夫(おっと)に殉(じゅん)ずるを貴(とうと)い、生(せい)を捨(す)つるも 亦(ま)た此(か)くのごとし 波瀾(はらん)誓(ちか)いて起(お)こさず、妾(しょう)が心(こころ)は古井(こせい)の水(みず) 梧桐は相待ちて老い、鴛鴦は会ず双びて死す 貞婦は夫に殉ずるを貴い、生を捨つるも 亦た此くのごとし 波瀾誓いて起こさず、妾が心は古井の水 |