題名: | 塞下曲五首 三 |
作者: | 張仲素 |
朔雪飄飄開鴈門,平沙歷亂卷蓬根。功名耻計擒生數,直斬樓蘭報國恩。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
北風に吹きつけられる雪がひらひら舞い狂い、雁門關は推し開かれた。平かな沙漠には、いちめんにバラバラと亂れ飛ぶのは、枯れよもぎの根が吹きちぎられ、風にまかれているのだ。いよいよ出陣だ。男子の功名を、生けどりした敵の人數で計算しようなどということは恥だと思う。まっしぐらに樓蘭王の首を斬って國家の恩にむくいよう。
朔雪(さくせつ)飄飄(へうへう)として雁門(がんもん)開(ひら)く。 平沙(へいさ)歴亂(れきらん)として 蓬根(ほうこん)を捲(ま)く。 功名(こうめい) 擒生(きんせい)の數(すう)を計(かぞ)ふることを恥(は)づ。 直(ただ)ちに樓蘭(ろうらん)を斬(き)って國恩(こくおん)に報(はう)ぜん。 朔雪飄飄として雁門開く。 平沙歴亂として 蓬根を捲く。 功名 擒生の數を計ふることを恥づ。 直ちに樓蘭を斬って國恩に報ぜん。 |