題名: | 登柳州峨山 |
作者: | 柳宗元 |
荒山秋日午,獨上意悠悠。如何望鄉處,西北是融州。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
荒れはてた山に、秋の日があたっている眞どき。ひとり登ってきたわたしは、は てしないおもいだ。どうしたことだ、ふるさとのほうを眺めようとすると、西北の方角に、ただおとなりの融州の山々が見えるだけ。
荒山(くわうざん) 秋日(しうじつ) 午(ご)なり、 獨(ひと)り上(のぼ)りて意悠悠(いいういう)。 如何(いかん)ぞ 郷(きゃう)を望(のぞ)む感(ところ)。 西北(せいほく)は是(こ)れ融州(ゆうしう)。 荒山 秋日 午なり、 獨り上りて意悠悠。 如何ぞ 郷を望む感。 西北は是れ融州。 樹木の葉も枯れ落ちて、人気のない峨山は、秋の日差しもすでにまひるどき。独り山頂に上ってみたものの、胸中には様々の感慨が尽きることなく湧いてくる。いったいどうしたことだろう、我が故郷・長安の方を望めども、$ここ柳州の峨山から長安が見えるはずもなく$西北の彼方に融州のまちが横たわるばかりである。 荒山(くわうざん) 秋日(しうじつ)午(ご)なり 獨(ひと)り上(のぼ)りて 意悠悠(いいういう)たり 如何(いかん)ぞ 望鄕の處, 西北(せいほく)は 是(こ)れ融州(ゆうしう) 荒山 秋日午なり 獨り上りて 意悠悠たり 如何ぞ 望鄕の處, 西北は 是れ融州 |