唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 奉和庫部盧四兄曹長元日朝回
作者: 韓愈
天仗宵嚴建羽旄,春雲送色曉雞號。金爐香動螭頭暗,玉佩聲來雉尾高。戎服上趨承北極,儒冠列侍暎東曹。太平時節難身遇,郎署何須歎二毛。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 元旦の儀式をとりおこなわれるので、前夜から儀仗兵がおこそかに固めて羽旄を建てつらね、夜明けを待つ。しののめの春の雲は色づきそめて、曉の鶏が鳴き始める。金いろにかがやく香爐から香の煙がたちこめて、螭の頭をきさんだ玉階のあたりはまだほのぐらい。玉佩のひびきが聞こえてきて、玉座の前に雉尾扇がさっと高くかさされた。天子の出御である。軍服をつけた護衛が小走りに進みよって御前をまもる。百官は左右に居流れ、文官は列をなして東側に侍立する。 こうした太平の御世にめぐりあうことは容易なことではない。それだけでもありがたいことだ。たとえ昔の顔駟のように、郎署のつとめで一生芽の出ることもなく白髪になったとしても、ばかにして笑うようなこと御無用にねがいたい。
天仗(てんぢゃう) 宵嚴(よひげん)にして 羽旄(うばい)を建(た)つ。 春雲(しゅんうん) 色(いろ)を送(おく)って 曉雞(げうけい)號(さけ)ぶ。 金爐(きんろ) 香動(かううご)いて 螭頭(ちとう)暗(くら)く、 玉佩(ぎょくはい) 聲来(こえきた)って 雉尾(ちび)高(たか)し。 戎服(じゅうふく) 上趨(じゃうすう)して 北極(ほくきょく)を承(う)け、 儒冠(じゅくわん) 列侍(れつじ)して 東曹(とうさう)に映(えい)ず。 太平(たいへい)の時節(じせつ) 身(み) 遇(あ)ひ難(がた)し 郎署(らうしょ)何(なん)ぞ須(もち)ひん 二毛(にまう)を笑(わら)ふを。
天仗 宵嚴にして 羽旄を建つ。 春雲 色を送って 曉雞號ぶ。 金爐 香動いて 螭頭暗く、 玉佩 聲来って 雉尾高し。 戎服 上趨して 北極を承け、 儒冠 列侍して 東曹に映ず。 太平の時節 身 遇ひ難し 郎署何ぞ須ひん 二毛を笑ふを。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系