題名: | 思君恩 |
作者: | 令狐楚 |
小苑鶯歌歇,長門蝶舞多。眼看春又去,翠輦不經過。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
小さいみそので鶯の歌う壁もやんで、この長門宮のあたりには蝴蝶がたくさん舞っている。ことしも、みるみるうちに春がまた過ぎてゆく。みかどのみ車は、あれから一度もおいでになったことがない。
小苑(せうえん) 鶯歌(あうか)歇(や)み、 長門(ちゃうもん) 蝶舞(てふぶ)多(あほ)し。 眼(ま)のあたり看(み)る 春(はる)又(また)去(さ)るを。 翠輦(すいれん) 曾(かつ)て過(よぎ)らず。 小苑 鶯歌歇み、 長門 蝶舞多し。 眼のあたり看る 春又去るを。 翠輦 曾て過らず。 |