題名: | 雜曲歌辭 長樂少年行 |
作者: | 崔國輔 |
遺卻珊瑚鞭,白馬驕不行。章臺折楊柳,春草路旁情。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
珊瑚の鞭をどっかに置き忘れたので、白馬が踏みとどまって進まない。おやと氣がついた馬上の少年は、鞭にするため、道ばたの柳べ手をのばして、一枝折りとった。
ところは色町のまんなか、兩側の娼家からは、うらわかい遊女たちが大勢顔を出して、それを眺めている、春の日のうららかな情景の一コマである。
珊瑚(さんご)の鞭(むち)を遺卻(えきやく)して、 白馬(はくば)驕(おご)って行(ゆ)かず。 章臺(しゃうだい) 楊柳(やうりう)を折(を)る。 春日( しゅんじつ) 路傍(ろばう)の情(じゃう)。 珊瑚の鞭を遺卻して、 白馬驕って行かず。 章臺 楊柳を折る。 春日 路傍の情。 |