題名: | 塞上曲二首 二 |
作者: | 王烈 |
孤城夕對戍樓閑,迴合青冥萬仞山。明鏡不須生白髮,風沙自解老紅顏。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
夕暮れに、さびしく一つとり残されたような町の城壁が高い物見やぐらと向きあって、ひっそりしずまっている。周圍をめぐりめぐっているのは青空にそそりたつ萬仞の山また山。わさわさ鏡をとり出して、自分に白髪が生えたのを見るまでもない。この烈しい北風が砂をふきまくる沙漠に暮らしていれば、紅顔もいつか老いしぼむこと はわかりきったことだ。
孤城 (こじゃう) 夕(ゆふ)ベに 戌樓(じゅろう)に對(たい)して閑(かん)なり。廻合(くわいがふ)す 青冥(せいめい) 萬仞(ばんじん)の山(やま)。明鏡(めいきゃう) 須(もち)ひず 白髪(はくはつ)を生(しゃう)ずるを。風沙(ふうさ) 自(おのづか)ら解(かい)す 紅顔(こうがん)を老(お)いしむるを。 孤城 夕ベに 戌樓に對して閑なり。廻合す 青冥 萬仞の山。明鏡,須ひず 白髪を生ずるを。風沙 自ら解す 紅顔を老いしむるを。 |