唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 從軍北征
作者: 李益
天山雪後海風寒,橫笛偏吹行路難。磧裏征人三十萬,一時回向月明看。
英譯: The Tien Shan snowed soon after the cold sea-wind came; The flutes blew all the time, and the roads were hard. There were three hundred thousand soldiers on the desert. Suddenly they all turned and looked at the moon.
日譯: 天山に雪が白くふったあと、湖水から吹いてくる風はつめたい。しきりに聞こえてくる横笛のしらべは行路難の曲。それにハッと聽き耳をたてたのは沙漠のなかを行軍する三十萬の将兵だ。みんな申しあわせたように一時にあとをふりかえって、月のひかりのなかをじっと見やるのだった。
天山(てんざん) 雪後(せつど)海風(かいふう)寒(さむ)し。 橫笛(わうてき)偏(ひと)へ吹(ふ)く 行路難(かうろなん)。 積裏(せきり)の征人(せいじん)三十萬(さんじふまん)、 一時(いちじ) 首(かうべ)を回(めぐ)らして月中(げつちゅう)に看(み)る。
天山 雪後海風寒し。 橫笛偏へ吹く 行路難。 積裏の征人三十萬、 一時 首を回らして月中に看る。
天山に雪が降ったあと、青海から吹いてくる風は$いっそう$つめたく感じられる。$それなのに$横笛は折り悪しく$人生行路の艱難・離別の悲しみをうたら$行路難の曲をかなでている。砂漠の戦地にある兵士たら三十万人は$この曲を聞いて$、月光のもと思わず皆一斉に故郷の方をながめやる。
天山(てんざん)雪後(せつど) 海風(かいふう)寒(さむ)し 橫笛(わうてき) 偏(ひと)に吹(ふ)く 行路難(かうろなん) 積裏(せきり)の征人(せいじん) 三十万(さんじふまん) 一時(いちじ) 首(かうべ)を回(めぐ)らして 月中(げつちゅう)に看(み)る
天山雪後 海風寒し 橫笛 偏に吹く 行路難 積裏の征人 三十万 一時 首を回らして 月中に看る

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系