唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 鹽州過胡兒飲馬泉
作者: 李益
綠楊著水草如煙,舊是胡兒飲馬泉。幾處吹笳明月夜,何人倚劒白雲天。從來凍合關山路,今日分流漢使前。莫遣行人照容鬢,恐驚憔悴入新年。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: みどりのやなぎは枝がたれて水につき、若草は難えて煙のようにひろがっている。 この泉ばもと胡人が馬に水をのませるところだった。明月の夜には、あちこちから胡笳の音が聞こえて來たであろう。白雲が天に流れる秋のころには、出征の軍人が剣をついて、ここに立ちよったことであろう。ああ、それは誰々であったろうか。 これまで、關山の道は氷にとざされて、交通も杜絶していた。それが、今日はどうだ。唐朝の使節を迎えて、この泉水はあふれて、いくすじにも分流している。しかし、 旅人が顔や髪を水鏡にうつすことは、させないがよい。年が改まったこの新春になっ たのに、やつれはてた姿を見ては、きっとびっくりするに違いなかろうから。
綠楊(りょくやう) 水(みづ)に著(つ)いて 草(くさ) 煙(けむり)の如(ごと)し。 舊(も)と是(こ)れ 胡兒(こじ)の飲馬泉(いんばせん)。 幾處(いくしょ)か笳(か)を吹(ふ)く  明月(めいげつ)の夜(よ)。 何人(なんびと)か劍(けん)に倚(よ)る 白雲(はくうん)の天(てん)。 從來(じゅうらい)凍合(とうがふ)す 關山(くわんざん)の道(みち)。 今日(こんにち)分流(ぶんりう)す 漢使(かんし)の前(まへ)。 行人(かうじん)をして容鬢(ようびん)を照(て)らさしむる莫(な)かれ。 恐(おそ)らくは憔悴(せうすい)して新年(しんねん)に入(い)るに驚(おどろ)かん。
綠楊 水に著いて 草 煙の如し。 舊と是れ 胡兒の飲馬泉。 幾處か笳を吹く  明月の夜。 何人か劍に倚る 白雲の天。 從來凍合す 關山の道。 今日分流す 漢使の前。 行人をして容鬢を照らさしむる莫かれ。 恐らくは憔悴して新年に入るに驚(おどろかん。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系