題名: | 宮詞五首 二 |
作者: | 顧況 |
玉樓天半起笙歌,風送宮嬪笑語和。月殿影開聞夜漏,水精簾卷近銀河。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
聳え立つたかどのに
笙歌の声おこり
宮女たちの笑いさざめきが
風に送られて聞こえてくる
月光は宮殿を隈なく照らし
ふけゆく漏刻の音もしずか
水晶の簾をまけば
玉楼(ぎょくろう) 天半(てんぱん) 笙歌(しょうか)起(お)こり 風(かぜ)送って 宮嬪(きゅうひん) 笑語(しょうご)和(やわ)らぐ 月殿(げつでん) 影(かげ)聞いて 夜漏(やろう)を聞き 水晶(すいしょう)の簾(れん)捲(ま)いて 秋河(しゅうか)に近し 玉楼 天半 笙歌起こり 風送って 宮嬪 笑語和らぐ 月殿 影聞いて 夜漏を聞き 水晶の簾捲いて 秋河に近し |