唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 春思
作者: 皇甫冉
鶯啼燕語報新年,馬邑龍堆路幾千。家住秦城鄰漢苑,心隨明月到胡天。機中錦字論長恨,樓上花枝笑獨眠。爲問元戎竇車騎,何時反斾勒燕然。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: うぐいすの鳴(な)く声(こえ)と、つばめのさえずりが、新(あたら)しい年(とし)の訪(おとず)れを知(し)らせるが、あなたの通(とお)って行(い)った馬邑(ばゆう)や竜堆(りゅうたい)の地(ち)までの道(みち)のりは、はるかに何千里(なんせんり)のかなたである。わが家(いえ)は長安(ちょうあん)の都(みやこ)にあって、漢王室(かんおうしつ)の宮苑(きゅうえん)実(じつ)は、唐(とう)の御苑(ごえん)のほとりに近(ちか)いが、わたくしの心(こころ)は、明(あか)るい月(つき)とともに、夫(おっと)のいる胡(こ)の地(ち)の空(そら)に行(い)ってしまう。 はた織(お)り機(き)で織(お)りなす錦(きん)の文字(もじ)は、尽(つ)きない愛(あい)の悲(かな)しみを述(の)べ立(た)て、階上(かいじょう)の窓辺(まどべ)の花(はな)は、夫(おっと)のいないひとり寝(ね)のわたしの眠(ねむ)りをあざ笑(わら)っているかのように咲(さ)いている。そこで、後漢(こうかん)の車騎将軍(しゃきしょうぐん)竇憲(とうけん)にもたとうべき将軍様(しょうぐんさま)にお尋(たず)ねしたいのは、いつの日(ひ)に、軍旗(ぐんき)を返(かえ)して栄光(えいこう)の帰国(きこく)をし、燕然山(えんぜんさん)にその戦功(せんこう)が記録(きろく)されることになるのかということ。
うぐいすの鳴く声と、つばめのさえずりが、新しい年の訪れを知らせるが、あなたの通って行った馬邑や竜堆の地までの道のりは、はるかに何千里のかなたである。わが家は長安の都にあって、漢王室の宮苑実は、唐の御苑のほとりに近いが、わたくしの心は、明るい月とともに、夫のいる胡の地の空に行ってしまう。 はた織り機で織りなす錦の文字は、尽きない愛の悲しみを述べ立て、階上の窓辺の花は、夫のいないひとり寝のわたしの眠りをあざ笑っているかのように咲いている。そこで、後漢の車騎将軍竇憲にもたとうべき将軍様にお尋ねしたいのは、いつの日に、軍旗を返して栄光の帰国をし、燕然山にその戦功が記録されることになるのかということ。
鶯啼燕語(えいていえんご) 新年(しんねん)を報(ほう)ずるも 馬邑竜堆(ばゆうりゅうたい) 路幾千(みちいくせん) 家(いえ)は層城(そうじょう)に住(す)みて 漢苑(かんえん)に隣(とな)りする 心(こころ)は明月(めいげつ)に隨(したが)いて 胡天(こてん)に到(いた)る 機中(きちゅう)の錦字(きんじ) 長恨(ちょうこん)を論(ろん)じ 楼上(ろうじょう)の花枝(かし) 独眠(どくみん)を笑(わら)う 為(ため)に問(と)う 元戎竇車騎(げんじゅうとうしゃき)に 何(いず)れの時(とき)か旆(はた)を返(かえ)して 燕然(えんぜん)に勒(ろく)せんと
鶯啼燕語 新年を報ずるも 馬邑竜堆 路幾千 家は層城にみて 漢苑に隣りする 心は明月に隨いて 胡天に到る 機中の錦字 長恨を論じ 楼上の花枝 独眠を笑う 為に問う 元戎竇車騎に 何れの時か旆を返して 燕然に勒せんと
鶯は啼き燕は語り 春の来たのを知らせれど 馬邑 竜堆 幾千里 夫は遠い北の国 私はこうして都に住み 御苑のほとりに居は居ても 心は月に随って 夫のもとへ通います 尽きぬ恨みを廻文の 錦に織って告げようか 二階の窓に咲きみちた 花も私のひとり寝を あざわらってでもいるかのよう お尋ねします 将軍さま いつになったら凱旋して 燕然山の石の上に 戦功が刻めることでしょう
鶯啼燕語(えいていえんご) 新年を報ず 馬邑竜堆(ばゆうりゅうたい) 路(みち)幾千 家は層城に住(じゅう)して漢苑に隣(となり)し 心は明月に隨(したが)って胡天(こてん)に到る 機中(きちゅう)の錦字(きんじ) 長恨(ちょうこん)を論じ 楼上の花枝(かし) 独眠(どくみん)を笑う 為(ため)に問う 元戎竇車騎(げんじゅうとうしゃき) 何(いず)れの時か旆(はた)を返して燕然(えんぜん)に勒(ろく)せん
鶯啼燕語 新年を報ず 馬邑竜堆 路幾千 家は層城に住して漢苑に隣し 心は明月に隨って胡天に到る 機中の錦字 長恨を論じ 楼上の花枝 独眠を笑う 為に問う 元戎竇車騎 何れの時か旆を返して燕然に勒せん

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系