唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 石魚湖上醉歌
作者: 元結
石魚湖,似洞庭,夏水欲滿君山青。山爲樽,水爲沼,酒徒歷歷坐洲島。長風連日作大浪,不能廢人運酒舫。我持長瓢坐巴丘,酌飲四坐以散愁。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 漫叟と自称するわたしは、州の公田の米で酒を作り、休養の日に酒を湖上の船に載せて、いささかの酔い心地を得る機会があった。快く酔ううちに、湖岸に船を寄せ、酒杯を手に取って魚の形をした大石に向かい、酒を二艘並べてつなぎ合わせた他のもやい船にも移し載せさせて、すべての船中に座っている人々に飲ませることにした。 わたしはその時心の中で思うのだった。「洞庭湖岸の巴丘に近づき、湖中の君山のあたりに於て酒を酌み、多くの人々が洞庭湖のあたりに座り、酒を戦せたもやい船は浮かびただよいつつ、湖水の波に洗われて往き来しているのではないか」と。そこで歌を作ってそれを口ずさむのである。 石魚湖は洞庭に似ていて、夏の水が湖を満たそうとする時、魚の形の大石は、ちょうど洞庭湖中の君山が青々と見えているかのようだ。 その山を酒樽とし、その水を酒の池として、飲み仲間たちの姿は、一人一人はっきりと見えて、湖中の島に座っている。 大風が毎日吹いて大きな波を立てるが、われわれが、酒盛りの船を動かすことをやめさせることはできない。わたしは、長大なひさごを持って、巴丘にも比すべき、石魚湖の山に座って、満座の人々と酒をくみかわし、心中の憂愁を払うのである。
漫叟公田(まんそうこうでん)の米(こめ)を以(もっ)て酒(さけ)を釀(かも)し、休暇(きゅうか)に因(よ)りて 則(すなわち)ち酒(さけ)を湖上(こじょう)に載(の)せ、時(とき)に一酔(いっすい)を取(と)る。歓酔中(かんすいちゅう)、 湖岸(こがん)に拠(よ)り臂(うで)を引(ひ)きて魚(うお)に向(む)かい、酒(さけ)を取(と)りて 舫(ほう)をして之(これ)を載(の)せしめ、偏(あまね)く坐(ざ)する者(もの)に飲(の)ましむ。意(い)に疑(うたが)う、 巴丘(はきゅう)に倚(よ)りて君山(ぐんざん)の上(ほとり)に酌(く)み、諸子(しょし) 洞庭(どうてい)を環(めぐ)り坐(ざ)し、酒舫(しゅぼう)泛泛然(はんばんぜん)として波濤(はとう)に触(ふ)れて 往来(おうらい)する者(もの)かと。乃(すなわち)ち歌(うた)を作(つく)りて以(もっ)て之(これ)を長(なが)くす。 石漁湖(せきぎょこ)は洞庭(どうてい)に似(に)て 夏水(かすい)満(み)ちんと欲(ほっ)して 君山(くんざん)青(あお)し 山(やま)を樽(たる)と爲(な)し 水(みず)を沼(ぬま)と爲(な)し 酒徒(しゅと)歷歷(れきれき)として 洲島(しゅうとう)に坐(ざ)す 長風連日(ちょうふうれんじつ) 大浪(だいろう)を作(な)すも 人(ひと)の酒舫(しゅぼう)を運(めぐ)らすを廃(はい)する能(あた)わず 我(われ) 長瓢(ちょうひょう)を持(も)ちて 巴丘(はきゅう)に坐(ざ)し 四座(しざ)に酌飲(しゃくいん)して以(もっ)て愁(うれ)いを散(さん)ず
漫叟公田の米を以て酒を釀し、休暇に因りて 則ち酒を湖上に載せ、時に一酔を取る。歓酔中、 湖岸に拠り臂を引きて魚に向かい、酒を取りて 舫をして之を載せしめ、偏く坐する者に飲ましむ。意に疑う、 巴丘に倚りて君山の上に酌み、諸子 洞庭を環り坐し、酒舫泛泛然として波濤に触れて 往来する者かと。乃ち歌を作りて以て之を長くす。 石漁湖は洞庭に似て 夏水満ちんと欲して 君山青し 山を樽と爲し 水を沼と爲し 酒徒歷歷として 洲島に坐す 長風連日 大浪を作すも 人の酒舫を運らすを廃する能わず 我 長瓢を持ちて 巴丘に坐し 四座に酌飲して以て愁いを散ず
漫叟、公田の米を以て酒を醸し、休暇に因りて則ち 酒を湖上に載せ、時に一酢を取る。歓酔中、湖岸に 拠り、臂を引いて魚に向かい、酒を取りて舫をして 之を載せしめ、偏く坐する者に飲ましむ。意に疑う、 巴邸に倚り、君山の上に酌み、諸子洞庭を環りて坐 し、酒舫泛泛然として波諦に触れて往来する者かと。 乃ち歌を作りて以て之を長うす。 石魚湖は洞庭湖にさも似たり 魚の形をした岩が 水から上に出ているさまは 夏の日水のみなぎるとき かの君山が背々と 洞庭に浮かんでいるようだ 石魚の背を酒樽に 水を酒の池と見て 酒のみ仲間は洲の上に ずらりと並んで坐るのだ たとい大風が吹きつづき 池に大浪を起こしても われらが酒を舟にのせ 遊んでまわるをやめはせぬ 長い瓢に酒入れて 巴邱に見立てた丘の上 四座の人たちとくみかわし 心のうさを晴らすまで
漫叟、公田の米を以て酒を醸(かも)し、休暇に因りて則ち 酒を湖上に載せ、時に一酢を取る。歓酔中、湖岸に 拠り、臂を引いて魚に向かい、酒を取りて舫をして 之を載せしめ、偏く坐する者に飲ましむ。意に疑う、 巴邸に倚り、君山の上に酌み、諸子洞庭を環りて坐 し、酒舫泛泛然として波諦に触れて往来する者かと。 乃ち歌を作りて以て之を長うす。 石魚湖(せきぎよこ)は洞庭(どうてい)に似たり 夏水(かすい)満(み)たんと欲して君山(くんざん)青し 山を樽(そん)と為(な)し 水を沼と為し 酒徒歴歴として洲島に坐す 長風連日大浪を作(な)すも 人の酒舫(しゅばう)を運(めぐ)らすを廃する能(あた) 我れ長瓢(ちようひょう)を持して巴邱(かきゅう)に坐し 四座に酌飲(しゃくいん)して以(もっ)て愁いを散ず
漫叟、公田の米を以て酒を醸し、休暇に因りて則ち 酒を湖上に載せ、時に一酢を取る。歓酔中、湖岸に 拠り、臂を引いて魚に向かい、酒を取りて舫をして 之を載せしめ、偏く坐する者に飲ましむ。意に疑う、 巴邸に倚り、君山の上に酌み、諸子洞庭を環りて坐 し、酒舫泛泛然として波諦に触れて往来する者かと。 乃ち歌を作りて以て之を長うす。 石魚湖は洞庭に似たり 夏水満たんと欲して君山青し 山を樽と為し 水を沼と為し 酒徒歴歴として洲島に坐す 長風連日大浪を作すも 人の酒舫を運らすを廃する能 我れ長瓢を持して巴邱に坐し 四座に酌飲して以て愁いを散ず

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系