唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 和王員外雪晴早朝
作者: 錢起
紫微晴雪帶恩光,繞仗偏隨鴛鷺行。長信月留寧避曉,宜春花滿不飛香。獨看積素凝清禁,已覺輕寒讓太陽。題柱盛名兼絕唱,風流誰繼漢田郎。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 宮城にふりつもった雪は晴たわたって、なんとなくめぐみの光に輝いているように見える。御殿をかためる儀仗兵をめぐりながら、ひたすらに百官の行列に照り映えている。長信宮にはまだ月が残っているかのようにキラキラと冴えて夜があけても、かげうすれることはない。宜春怨には木々の花が咲きみちているかのようだが、花の香はただようていない。ふかぶかとつもった真白い物質が清らかな禁裏に凝結しているのを、あなただけはじっと目をとどめて眺めていられる。そのうちに、きびしかった寒さも、太陽のあったかさに薄れて消えてゆく。 天子の御手によって姓名を柱にかきとめられたほどの光榮の主、それにくわえてとこのたびのすばらしい傑作の詩、そのむかし漢の尚書郎田鳳の風流を繼承する者は誰であろうか。當今の御世における尚書郎、君にあらずして、ほかにあるはずはないのだ。
紫微(しび)の晴雪(せいせつ) 恩光(おんくわう)を帶(お)ぶ。 仗(ぢゃう)を繞(めぐ)りて偏(ひとへ)に鴛鷺(えんろ)の行(かう)に隨(したが)ふ。 長信(ちゃうしん) 月留(つくどま)りて寧(なん)ぞ曉(あかつき)を避(さ)けんや。 宜春(ぎしゅん) 花滿(はなみ)ちて香(かう)を飛(と)ばさず。 獨(ひと)り看(み)る 積素(せきそ)の清禁(せいきん)に凝(こ)るを。 已(すで)に覺(おぼ)ゆ 輕寒(けいかん)の太陽(たいやう)に讓(ゆづ)るを。 柱(はしら)に題(だい)する盛名(せいめい) 絕唱(ぜつしゃう)を兼(か)ねたり。 風流(ふうりう) 誰(たれ)か繼(つ)がん 漢(かん)の田郎(でんろう)。
紫微の晴雪 恩光を帶ぶ。 仗を繞りて偏に鴛鷺の行に隨ふ。 長信 月留りて寧ぞ曉を避けんや。 宜春 花滿ちて香を飛ばさず。 獨り看る 積素の清禁に凝るを。 已に覺ゆ 輕寒の太陽に讓るを。 柱に題する盛名 絕唱を兼ねたり。 風流 誰か繼がん 漢の田郎。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系