題名: | 岳陽樓重宴別王八員外貶長沙 |
作者: | 賈至 |
江路東連千里潮,青雲北望紫微遙。莫道巴陵湖水闊,長沙南畔更蕭條。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
長江の航路は東にたどれば千里の潮につづいている。また北の方角に向かって望めば、追われて出てきた長安の都は、遙か青空のかなたにへだたって見えない。この巴陵は洞庭湖の水面がひろびろ廣がって、心細いなどといってはいけない。君がこれから目ざしてゆく長沙という洞庭湖の南のはては、ここどころではない、もっともっ ともの淋しいところだよ。
江路(かうろ) 東(ひがし)に連(つら)なる 千里(せんり)の潮(うしほ)。 青雲(せいうん) 北(きた)に望(のぞ)めば紫微(しび)避(はるか)なり。 道(い)ふこと莫(なか)れ巴陵(はりょう)湖水(こすい)闊(ひろ)し、と。 長沙(ちゃうさ) 南畔(なんぱん) 更(さら)に蕭條(せうでう)。 江路 東に連なる 千里の潮。 青雲 北に望めば紫微避なり。 道ふこと莫れ巴陵湖水闊し、と。 長沙 南畔 更に蕭條。 |