題名: | 初至巴陵與李十二白裴九同泛洞庭湖三首 二 |
作者: | 賈至 |
楓岸紛紛落葉多,洞庭秋水晚來波。乘興輕舟無近遠,白雲明月弔湘娥。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
かえでのたちならぶ岸べには、色づいた葉がはらはらとみだれ落ちる。洞庭湖の澄んだ秋の水が夕方とともに波だって來た。興の赴くままに小舟を浮べて、あるいは近く、あるいは遠くへ移ってゆくにまかせた。白雲たなびき月の明るい光のしたで、女神の湘夫人を弔らうのだった。
楓岸(ふうがん) 紛紛(ふんぶん)として落葉(らくえふ)多(おほ)し。 洞庭(どうてい)の秋水(しうすい) 晩來(ばんらい)波(なみ)だつ。 興(きょう)に乘(じょう)じて軽舟(けいしう)近遠(きんえん)無(な)し。 白雲(はくうん)明月(めいげつ)湘娥(しゃうが)を弔(とむら)ふ。 楓岸 紛紛として落葉多し。 洞庭の秋水 晩來波だつ。 興に乘じて軽舟近遠無し。 白雲明月湘娥を弔ふ。 |