題名: | 春思二首 二 |
作者: | 賈至 |
紅粉當壚弱柳垂,金花臘酒解酴醿。笙歌日暮能留客,醉殺長安輕薄兒。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
べにおしろいをつけた女給仕がスタンドに立って愛嬌をふりまき、しだれ柳がなよなよと垂れている。舊臘十二月にした酒がちょうど黄金色というか山吹色というか、うまくなったところを封を解いて出す。笙を吹き歌をうたい、日が暮れてもまだお客をひきとめて、長安の浮かれ男たちが酔いつぶされている。
紅粉(こうふん) 壚(ろ)に當(あた)って弱柳(じゃくりう)垂(た)る。 金花(きんくわ)の臘酒(らふしゅ) 除醾(とび)を解(と)く。 笙歌(しゃうか) 日暮(にちぼ) 能(よ)く客(かく)を留(とど)め、 醉殺(すいさつ)す 長安(ちゃうあん)の軽薄兒(けいはくじ)。 紅粉 壚に當って弱柳垂る。 金花の臘酒 除醾を解く。 笙歌 日暮 能く客を留め、 醉殺す 長安の軽薄兒。 |