題名: | 春思二首 一 |
作者: | 賈至 |
草色青青柳色黃,桃花歷亂李花香。東風不爲吹愁去,春日偏能惹恨長。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
草の色は青々として柳の新芽は黄色い。桃の花はいっぱい唉きみだれ、の花は香かりが高い。東風はそよそよと吹いてくるが、わたしの愁いを吹きはらってはくれない。春の日はうららかだが、ただただわたしのなげきをさそって日足の長いように長くつづくばかり。
草色(さうしょく)青青(せいせい)として柳色(りうしょく)黄(き)なり。 桃花(たうくわ)歴亂(れきらん)として李花(りくわ)香(かんば)し。 東風(とうふう)爲(ため)に愁(うれひ)を吹(ふ)き去(さ)らず、 春日(しゅんじつ)偏(ひと)へに能(よ)く恨(うらみ)を惹(ひ)いて長(なが)し。 草色青青として柳色黄なり。 桃花歴亂として李花香し。 東風爲に愁を吹き去らず、 春日偏へに能く恨を惹いて長し。 |