題名: | 復愁十二首 三 |
作者: | 杜甫 |
萬國尚防寇,故園今若何。昔歸相識少,早已戰場多。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
天下至るところ今なお戦亂は止まないが、わが故郷はどんなであろうか。昔歸った時ですら親戚知人は四方に離散して、知り合い人はまれであった。當時早くも已にあたりは戦場と化していたのであるから、引き緩いた戦亂で、今の荒廢の程も察せられる。
萬國尚(ばんこくな)ほ戎馬(じゅうば)、故園(こえん)今(いま)若(い)何(かん)。昔(むかし)歸(かへ)りしとき相識少(さうしきまれ)に、蚤(はや)くも已(すで)に戰場(せんちゃう)多(おほ)かりき。 萬國尚ほ戎馬、故園今若何。昔歸りしとき相識少に、蚤くも已に戰場多かりき。 |