題名: | 重贈鄭鍊 |
作者: | 杜甫 |
鄭子將行罷使臣,囊無一物獻尊親。江山路遠羇離日,裘馬誰爲感激人。 | |
英譯: | 暫無英譯內容 |
日譯: |
鄭君は地方官をやめて郷里へ歸ろうとしている。清廉な人物なので、その旅囊の中には特別に親御へのみやげにさしあげられるようなものは一つもない。これから山川を越えて遠い旅にたたれる日に當たって、輕装をつけ肥馬にまたがるような富貴の人人のあいだで、この人物の清貧に感動して援助の手をさしのべられる人はいないのだろうか。
鄭子(ていし) 將(まさ)に行(ゆ)かんとして使臣(ししん)を罷(や)む。 嚢(なう)に一物(いちぶつ)の尊親(そんしん)に獻(けん)ずる無(な)し。 江山(かうざん)路(みち)遠(とほ)し 覊離(きり)の日(ひ)、 裘馬(きうば) 誰(たれ)か感激(かんげき)の人(ひと)爲(た)らん。 鄭子 將に行かんとして使臣を罷む。 嚢に一物の尊親に獻ずる無し。 江山路遠し 覊離の日、 裘馬 誰か感激の人爲らん。 |