唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 秦州雜詩二十首 十九
作者: 杜甫
鳳林戈未息,魚海路常難。候火雲烽峻,懸軍幕井乾。風連西極動,月過北庭寒。故老思飛將,何時議築壇。
英譯: 暫無英譯內容
日譯: 鳳林(ほうりん) 戈未(くわいま)だ息(や)まず。 魚海(ぎょかい) 路常(みちつね)に難(かた)し。 侯火(こうくわ) 雲峯峻(うんぼうけは)しく、 懸軍(けんぐん) 幕井乾(ばくせいかわ)く。 風(かぜ)は西極(せいきょく)に連(つらな)って動(うご)き、 月(つき)は北庭(ほくてい)を過(す)ぎて寒(さむ)し。 故老(こらう) 飛將(ひしゃう)を思(おも)ふ。 何(いづ)れの時(とき)か築壇(ちくだん)を議(ぎ)せん。
鳳林 戈未だ息まず。 魚海 路常に難し。 侯火 雲峯峻しく、 懸軍 幕井乾く。 風は西極に連って動き、 月は北庭を過ぎて寒し。 故老 飛將を思ふ。 何れの時か築壇を議せん。
鳳林關のあたりでは、まだ戦闘がつづいているらしい。魚海へ行く道路もとだえがちで、なかなか連絡がつきにくい。雲にそびえるけわしい山の峯には烽火があがって いるのが、いつも目に見える。敵中深くはいって布陣している軍隊の幕舎では、井戸の水涸れたという話。難儀なことが察せられる。風はものすさまじく西のはてから吹いてくる。月は遠い北庭を過ぎてかたむき、さむざむと冴えている。土地の老人たちは、李廣のような名將が出てくれて、この内憂外患を一掃してくれたらと願っているが、さて、そんな名將が任命されるのはいつのことだろう。

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系