唐詩平行語料庫研究計畫


題名: 房兵曹胡馬詩
作者: 杜甫
胡馬大宛名,鋒棱瘦骨成。竹批雙耳峻,風入四蹄輕。所向無空闊,真堪託死生。驍騰有如此,萬里可橫行。
英譯: Charger from the barbaric west, Its frame angular-but strong, Its ears sharp as pointed bamboo, Its hoofs fleet as the wind; Never faltering, whatever the vastness; Never failing, whatever the peril. With such a fiery steed, You can ride where you will.
日譯: 胡馬大宛(こばたいゑん)の名(な)。 鋒稜(ほうりょう) 痩骨成(さうこつな)る。 竹批(たけそ)ぎて雙耳(さうじ) 峻(するど)く、 風入(かぜい)りて四蹄(してい) 軽(かろ)し。 向(むか)ふ所(ところ) 空闊無(くうくわつな)し。 眞(しん)に死生(しせい)を託(たく)するに堪(た)へたり。 驍騰(げうとう) 此(かく)の如(ごと)き有(あ)り。 萬里(ばんり) 横行(わうかう)す可(べ)し。
胡馬大宛の名。 鋒稜 痩骨成る。 竹批ぎて雙耳 峻く、 風入りて四蹄 軽し。 向ふ所 空闊無し。 眞に死生を託するに堪へたり。 驍騰 此の如き有り。 萬里 横行す可し。
この胡馬は音に聞こえた大宛の産である。骨格たくましく、ごつごつとしてひきしまっている。竹をそいだようにとんがった雨耳。風が吹き入るような軽くすばしこい 四つの蹄!向かうところ前にひるがりというものはなく、あっというまに飛んでゆ く。どんな危験な場所臨んでも安心しておのが生命をまかすことができる。こんなすばらしい逸物がある以上、これにまたがって萬里の道を思うままにはせまわり、大 功をたてることができるだろう。
西域から来たこの馬は、大宛産の名誉をにない、角ばって引き締まった立派な骨格を形づくっている。 竹筒をそいだような二つの耳はするどく突き立ち、風をはらむ四つの暇ぱ軽快に地を蹴って進む。 この馬の向かうところ、至りおおせぬ空間などあらばこそ、まことに職り手の命運を託するに足る。 これほど精悍な名馬であれば、千里のかなたまでも縦横自在に駆け回ることができよう。
胡馬(こば) 大宛(たいえん)の名(な) 鋒稜(ほうりょう) 痩骨成(さうこつな)る 竹批(たけそ)いて 双耳(さうじ)峻(けは)しく 風入(かぜい)りて 四蹄(してい)軽(かろ)し 向(む)かふ所(ところ) 空闊無(くうくわつな)し 眞(しん)に死生(しせい)を託(たく)するに堪(た)へたり 驍騰(げうとう) 此(か)くの如(ごと)き有(あ)り 万里(ばんり) 横行(わうかう)すべし
胡馬 大宛の名 鋒稜 痩骨成る 竹批いて 双耳峻しく 風入りて 四蹄軽し 向かふ所 空闊無し 眞に死生を託するに堪へたり 驍騰 此くの如き有り 万里 横行すべし
この西域産の馬は、大宛の名に恥じず、 矛のように鋭く、やせて骨ばった馬体である。 両の耳は竹をそいだようにピンととがっており、 四本の足の蹄は軽やかに動き、風が吹き入って抜けていく。 この馬が向かうところには、まるで空間が存在しないかのように、あっという間に着いてしまい、 本当に命を預けるのに十分な馬である。 この馬はこのように勇ましく選しいからには、 万里のかなたまで、自由自在に行くことができよう。
胡馬(こば)大宛(だいえん)の名(な) 鋒稜(ほうりょう)痩骨成(さうこつな)る 竹批(たけそ)いで双耳(そうじ)峻(するど)く 風入(かぜい)って四蹄(してい)軽(かろ)し 向(む)かう所(ところ) 空闊無(くうかつな)く 眞(まこと)に死生(しせい)を託(たく)するに堪(た)えたり 驍騰(ぎょうとう) 此(かく)の如(ごと)き有(あ)り 万里(ばんり)横行(おうこう)すべし
胡馬大宛の名 鋒稜痩骨成る 竹批いで双耳峻く 風入って四蹄軽し 向かう所 空闊無く 眞に死生を託するに堪えたり 驍騰 此の如き有り 万里横行すべし
この西域産の馬は、大宛の名に恥じず、 矛のように鋭く、やせて骨ばった馬体である。 両の耳は竹をそいだようにピンととがっており、 四本の足の蹄は軽やかに動き、風が吹き入って抜けていく。 この馬が向かうところには、まるで空間が存在しないかのように、あっという間に着いてしまい、 本当に命を預けるのに十分な馬である。 この馬はこのように勇ましく逞しいからには、 万里のかなたまで、自由自在に行くことができよう。
胡馬(こば)大宛(だいえん)の名(な) 鋒稜(ほうりょう)痩骨(さうこつ)成(な)る 竹批(たけそ)いて双耳(さうじ)峻(するど)く 風入(かぜい)って四蹄(してい)軽(かろ)し 向(む)かう所(ところ) 空闊(くうかつ)無(な)く 眞(まこと)に死生(しせい)を託(たく)するに堪(た)えたり 驍騰(ぎょうとう) 此(かく)の如(ごと)き有(あ)り 万里(ばんり)横行(おうこう)すべし
胡馬大宛の名 鋒稜痩骨成る 竹批いて双耳峻く 風入って四蹄軽し 向かう所 空闊無く 眞に死生を託するに堪えたり 驍騰 此の如き有り 万里横行すべし

國立高雄科技大學應用英語系、高瞻科技不分系/國立彰化師範大學英語系